地域圏防災・減災研究センターは、三重大学の研究成果及び人的資源を活用して、三重県を中心とした地域圏における防災・減災活動の推進の拠点として、防災・減災に資する教育、研究の推進、並びに社会貢献に寄与することを目的に事業を行っています。
下記の5つの部門が協働して事業を推進しています。
【研究部門】
防災・減災に係る学際的観点からの基礎研究及び応用研究を行っています。センターでは、地震、津波、風水害をはじめとする種々の自然災害のメカニズムを探るとともに、それらの自然災害に関する防災・減災対策などを研究対象としますが、研究部門はその調整を行う分野となっています。
【教育部門】
「みえ防災塾(注1)」における防災・減災教育を通じた防災人材の育成、修了生による防災・減災活動の実践の支援を行っています。
(注1)みえ防災塾は、
●文部科学大臣認定「職業実践力育成プログラム」(BP)に採択されました(平成28年12月)
●ジャパン・レジリエンス・アワード2015(強靱化大賞)において金賞を受賞しました
【みえ防災部門】
三重県・三重大学みえ防災・減災センターおよび東海圏減災研究コンソーシアムとの連携事業を推進しています。
【社会連携部門】
地域、行政および企業などからの防災・減災に関するニーズに対応した社会連携活動を推進しています。また、県内の防災・減災関連情報を積極的に収集し、アーカイブ化しています。
【災害医療部門】
被災地での災害保健医療コーディネーター、保健医療チームの育成などを通じて、災害時の保健医療体制を担う人材育成のしくみづくりを行っています。