【趣旨・目的】
地域イノベーションの創出には、自分のアイデアや技術を元にして、起業や新事業立上げ等、自ら応用展開に導く力が必須となります。その第一に必要となる基礎力として、自らのアイデアを具現化[※]するスキルが重要となります。
そこで本支援では、具現化を目指した地域社会に貢献しうる学生さんのアイデアを募集します。
審査会にて、アイデアの内容、具現化に向けた考え、地域社会への貢献などをプレゼンテーションしてもらいます。その結果、採択されたテーマには、ブラッシュアップに必要な助成金10万円の支給に加え、メンター(専属スタッフ)がブラッシュアップの支援を行います。それによって、アイデア段階のものを具体的に提案あるいは計画立てできる段階までにブラッシュアップすることを目標とします。
ブラッシュアップする過程で、実現性を高めるための思考力・行動力のトレーニングを行い、アイデアを具現化する知識やスキルを習得することを目的とします。
テーマは、授業やサークルでの取組み内容や、個人での取組みでも構いません。
※:商品・サービスとしてビジネスにすること
◎申請について
【申請期間】2020年7月6日(月)~8月5日(水)17時
【申請資格】
・三重大学の学生を代表者としたチーム、個人であること。
・三重大学の教員を推薦者として立てること
(推薦者は、指導教員・部活顧問等問いませんが、申請内容を理解しておりサポートできる方としてください)。
【申請方法】
・申請書およびプレゼン資料(パワーポイント等)を、推薦者を通じて、yagami(AT)crc.mie-u.ac.jpまで提出してください。
※上記メールアドレス(AT)は@に置き換えてください。
【留 意 点】
・1代表者につき、1プランのみの申請です。ただし、ひとつのチームの代表者が別のチームメンバーになることは可能です。
・アイデアの著作権の侵害等については、申請者の責任になります。
・助成金は、推薦者を通じて、三重大学の会計規則に従って支給されるため、現金での支給ではありません。
・卒論、修論、博論のテーマは審査対象外です。
・三重大学以外の学生がチームに入っていても構いませんが、予算の性質上、旅費の支給等は三重大学の学生のみが対象となります。ただし、チームとして必要物品等の購入・使用や、メンターからの支援は学外者メンバーも受けることができます。
・新型コロナウイルスの感染拡大防止により、本審査会はZOOMで実施します。また、採択後のメンターとの面談もZOOMが中心となります。
◎審査会当日
【開催日時】2020年8月24日(月)13時30分~16時(予定)
【場 所】ZOOMでの実施(各審査ごとにZOOMのURLを設定します)
【審査方法・審査基準】
・応募者は、各自5分間のアイデアに関するプレゼンテーションを行った後、審査員より15分間の質問を受けます。
・審査は、申請書書類とプレゼンテーションを基にして行います。審査項目は、以下の通り。
①独創性(アイデアの特徴、競争力がある)
②計画の妥当性
③ビジネスとしての可能性
④将来性、波及効果(継続的な提供、将来に向けて発展していく)
⑤地域社会貢献性
⑥プレゼンテーション技術、質疑応答
【事前審査】
・応募多数の場合、書類審査にて1次選考を行い、8月17日までに各チームの代表者へ結果を連絡します。
◎採択について
【採択予定数】3チーム
【助成金額】
・1チームにつき上限10万円(大学の会計規則に従って支給されるので、現金での支給ではありません)
【採択後】
・採択されたチームには、本学の地域イノベーション推進機構等の教員がメンターとなり、月1回程度のチーム組成の助言を含むメンタリングを受けることが義務となります。
【成果報告】
・2020年3月中旬までに取組み成果の報告書を提出(報告書様式は採択者へ別途連絡します)。
・別途報告会(2020年3月@三重大学内)にて取組成果を発表してもらいます。
主催:三重大学地域イノベーション推進機構、共催:Tongaliプロジェクト
担当部局:三重大学地域イノベーション推進機構等(実施責任者:西村訓弘、担当教員:加藤貴也、八神寿徳)
※ Tongaliとは、東海の5国立大学が実施しているアントレプレナーシッププログラムの総称です。
※ 本支援は『文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)』の一環として実施しています。